消費税8%で自動販売機の売価はどうなるのか

安倍晋三首相が10月1日午後、首相官邸で開いた政府・与党政策懇談会で、
消費税率を2014年4月に5%から8%に引き上げると表明しましたね。

自動販売機の飲料の売価はどうなるのでしょうか。

今のところ、各飲料会社からのプレスはでていないようですが、
過去に消費税率改変のタイミングで自動販売機の飲料売価は変動していますから、
今回もおそらく変更される可能性が高いと考えます。

ちなみに、今現在120円の缶飲料は幾らになるのかを
勝手に試算してみます。

120(現在の価格)÷1.05(5%…現在の消費税率)=114.285714円(課税前価格)

114.285714円(課税前価格)×1.08(2014年4月からの消費税率)=123.428571円

123.4円となり、切り上げ措置が取られ130円になる可能性が高いのではないでしょうか。


一方で、昨今電子マネーが普及し、自動販売機にも電子マネーで決済できるものが
設置され始めていますね。

電車の運賃についても議論されているようですが、
電子マネーの普及状況を踏まえて、10円単位での決済から1円単位での決済が、
自動販売機でも導入されるかもしれませんね。

とはいえ、電子マネー決済機能付きの自動販売機はまだまだ高額です。
今回の消費増税をきっかけに普及するかもしれませんが、ややハードルは高そうです。