自動販売機のジュースの値上げ
消費税増税に伴って、自動販売機のジュースが値上げされるという報道をよく耳にしますよね。
しかし、今のところ、主要なジュースメーカーで構成されている業界団体の
全国清涼飲料工業会さんが正式に値上げを公表した事実はありません。
(全国清涼飲料工業会さんのWebサイトより 2013.11.21現在)
とはいえ、転嫁カルテルについて、公正取引委員会に届出済であることは公表されており、
正式にリリースされるのは時間の問題でしょう。
値上げにより
120円 → 130円
150円 → 160円
になると言われていますね。
ところが、自動販売機設置業者で働く知人によると、
・メーカーによっては価格を据え置く可能性が高い
・増税するメーカーでも、商品によって転嫁するもの/しないものがある
と、業界で足並みがそろっていないという話です。
さて、真偽のほどは如何に…。
個人的には、電子マネー決済機能搭載の自動販売機の設置台数を
圧倒的に増やして、現金決済のお客様と電子マネー決済のお客様とで
単価を変えるというのが、本来あるべき姿だし、
今後、消費税率が段階的に上がっていくことを踏まえれば、
正しい対応だと思うのですがね。
何が障害になっているのかといえば、
・電子マネー決済機能を搭載させるコストが高い
・電子マネー決済サービスを提供している業者の手数料が高い
といったことのようです。
やれやれ。